終活

死後事務
遺言と納骨

ご自身の遺骨の埋蔵場所や埋蔵方法について遺言書で記載した場合、どのような効果があるのでしょうか。結論から申しますと、遺骨の埋蔵場所や埋蔵方法の指定は法的拘束力が生じる事項ではないため、法的な効果は生じません。 1.お墓の […]

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墓地の境界争い(どのように対処すればいいのか)

①自身の墓地の境界を確認する 墓地経営者は施設の管理者を置き、管理者の本籍、住所及び氏名を墓地の所在地の市町村長に届け出なければなりません。(墓埋法12条)さらに、管理者は「図面」(同法15条1項)を備えなければならない […]

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お墓の名義変更手続きはどのようにすればいいの?

①祭祀承継について 祭祀承継は、「被相続人の指定」や「慣習」によって定められ(民法897条1項)、特段の手続の必要はなく、定められた者が祭祀を承継することになります。 しかし、お墓の承継については、お墓のある寺院又は霊園 […]

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お墓の承継に伴う費用負担

①相続税について  相続税法には、「墓所、霊廟及び祭具並びにこれらに準ずるもの」については相続税の課税価格には算入しないと定められています。(12条1項2号)  そして、「墓所、霊廟」には「墓地、墓石及びおたまやのような […]

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手元供養とは

手元供養とは、火葬後の遺骨の全部又は一部を墓地や納骨堂に埋葬又は収蔵せずに自宅等で保管し、故人を偲ぶものです。近年ライフスタイルや価値観の変化の中で増加しているといわれています。 1.手元供養の際の手続とは 手元供養とし […]

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改葬②

遺体・遺骨の一部を移動させる場合 遺体・遺骨の一部を他の墳墓又は納骨堂に移す行為は改葬に当たらず、「分骨」といいます。 分骨の手続を行うためには、従来焼骨を埋蔵又は収蔵していた墓地又は納骨堂の管理者から埋蔵又は収蔵に関す […]

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改葬とは①

お墓に埋葬した遺体や、埋葬した遺骨を別のお墓に移動させることを改葬といいます。今回は遺体・遺骨のすべてを移動させる場合を見ていきます。 墓埋法では、改装を行うためには、市町村長の許可が必要と定めています。(墓埋法2条3項 […]

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墓じまい②

墓じまいの方法や確認したいことは前回お話ししました。今回は注意点についてです。 注意したいこと ①祭司承継者の確認 祭司承継者とは、お墓や仏壇など死後の慰霊や鎮魂に用いられる財産である「祭祀財産」を継承する人物のことです […]

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墓じまいとは①

近年、遠方にある先祖代々のお墓を管理することが困難になった、自分に子供がいない、子供に負担をかけたくないなどの理由で、墓じまいをするケースが増えてきました。 墓じまいとは、お墓に納められている遺骨を取り出して、墓石を処分 […]

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お墓への副葬品(なんでも納めることができるのか)

結論から言いますと、お墓のある寺院又は霊園等が定める使用規則により異なります。 お墓は、お墓を所有する寺院または霊園等との使用規則に従って使用する必要があります。副葬品を何を納めていいのかは使用規則について早めに問い合わ […]

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