固定資産税評価証明書とは

固定資産証明書は、土地や建物などの固定資産の評価額を証明する書類です。固定資産証明書を見ると、不動産の価値の目安が分かり、その金額をもとに固定資産税を計算することができます。

固定資産評価証明書には、以下の内容が記載されています。

  • 不動産の所有者の氏名・住所
  • 土地と建物〔家屋)の住所
  • 土地の地番・地積・地目(土地の用途)、共有部分など
  • 建物(家屋)の建物(家屋)番号・構造・床面積、種類など
  • 土地と建物(家屋)の評価額
  • 土地・建物(家屋)の課税標準額

ではどのような場面で必要となるのでしょうか。

①不動産名義変更手続き

添付書類として固定資産税評価証明書を提出します。また、評価証明書に記載された評価額から名義変更手続きの際にかかる登録免許税を算出します。

②相続税の申告・納付

家屋の評価額を算出する際に、評価証明書に書かれている評価額を元にします。具体的には固定資産評価額に1.0をかけて計算した金額になります。家屋の評価額は固定資産評価額と同一になります。

また、土地の評価においても、路線価の設定されていない倍率地域では、固定資産評価額に評価倍率表で定められた倍率をかけた金額が評価額になります。

固定資産税評価証明書は、不動産が所在する市区町村(東京23区内は都税事務所)で取得が可能です。窓口のほか、郵送での取り寄せも可能です。

注意したい点

評価証明書は毎年4月1日に切り替わるため、4月以降に不動産名義変更手続きを申請する場合は、新年度に取得したものが必要になります。いつ申請するかを確認の上、適切な年度のものを取得しましょう。

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