亡くなった人が使っていた携帯電話を解約するには
①解約手続きにあたって確認すること
・契約者は誰になっているのか。契約者名は亡くなった方の名義であることが多いですが、ご家族名義で契約したものを持たせていたなど被相続人名義でない場合もあります。契約時の書類や店舗やコールセンターで確認すると良いでしょう。
・付随して契約しているオプションサービス、自宅のインターネット(〇〇光など)やクレジットガードも解約になるのか確認、引き継ぐ場合はどうなるのかなど。
・解約する月の基本料金は日割り計算されるのか、されないのか。
・解約する日までの料金はどのように支払うのか、口座振替やクレジットカード払いであった場合で、既に口座凍結がされている場合は確認が必要。後日請求書での支払いになるのかなど。
②解約する携帯電話の電話番号を確認する方法
・ガラケー メニューボタン→0で表示されることが多い
・iPhone 設定→電話→自分の番号
・Android 設定→デバイス情報→電話番号
※OS(基本ソフト)のバージョンによって操作が異なります。
本体にロックがかかっている場合は、上記方法では確認不可になるので、店舗やコールセンターで確認が必要です。
③必要書類
大きく分けると以下の3つになります。
・契約者が亡くなったことを確認できる書類
「葬儀の案内状」「香典返しのお礼状」「新聞の訃報欄(おくやみ欄)」「住民票(除票)」「除籍がわかる戸籍謄本(全部事項証明書)」「除籍がわかる戸籍抄本(個人事項証明書)」「埋葬(火葬)許可証」「死亡診断書」「死亡検案書」「死亡届」「法定相続情報一覧図の写し」など
・SIMカード
現在は実物のSIMカードとスマホ本体に内蔵された本体一体型のSIMのeSIMがあります。
見分けがつかない場合は、本体ごと持参すると良いでしょう。
・来店する人の本人確認書類
運転免許証やマイナンバーカードなど
下記のサイトに主要携帯電話会社の死亡時の解約に関する情報が載ってますのでご参照ください。なお、楽天モバイルは他の3キャリアと異なり、「葬儀の案内状」「香典返しのお礼状」「新聞の訃報欄(おくやみ欄)」では対応が不可であること、店頭での手続きではなく、郵送での手続きになる点、手続き完了までに2週間ほど時間がかかる点に注意が必要です。
また、格安SIMの事業者は各々によって手続きが異なります。
来店前に店舗やコールセンターへ確認するようにしましょう。
NTTドコモ
au(KDDI)
ソフトバンク
楽天モバイル
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