今話題の納骨堂とは
納骨堂の定義
墓埋法というお墓や葬儀に関する決まりを定めている法律に納骨堂は「他人の委託を受けて焼骨を収蔵するために、納骨堂として都道府県知事の許可を受けた施設をいう。」と定義されています。
お墓との違いは、焼骨を収蔵するか、埋蔵するかの違いです。
納骨堂とは
納骨堂は、一定のスペースを区切って利用者に提供し、焼骨を保管する施設です。室内施設であることが一般的です。
※納骨堂の一例
保管方法は
・ロッカー式
個別のスペースがコインロッカーのようなスペースの一区画であるもの
・棚式
棚に骨壷を並べるもの
・仏壇式
個別のスペースが仏壇であるもの
・墓石式
個別のスペースが墓石であるもの
・機械式
一定の操作をすると、機械の動作によって、焼骨の入った箱が礼拝場所に移動してくるもの
と様々な様式があります。
納骨堂の特徴
まずお墓に比べると安価であることです。墓石の購入費用や工事費がかからないことや同じ広さの土地に多数の焼骨が収められることから使用料についても安くなる傾向があります。
納骨堂の留意点
お墓でできることに制約がかかることです例えば、水をかけたり、線香を焚けないなどです。また、長期的に見ると建物の老朽化等の問題が出てくることも想定されます。