How Immigration Decides Between 1-Year and 3-Year Visa Periods in Japan/在留資格の「1年・3年」はどう決まる？｜更新年数の仕組みと審査基準を行政書士が解説
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最終更新日：2025年11月14日
日本の在留資格は、1年・3年・5年など複数の許可年数があります。 しかし、なぜ「ずっと1年」なのか、逆になぜ「急に3年になった」のか、 多くの方が疑問に感じる部分です。 本記事では、入管がどのように年数を決めているのかを行政書士が詳しく解説します。
1. 許可年数を決めるのは「入管の内部基準」
許可される年数は、法律ではなく入管の内部運用（審査要領）によって決まります。 つまり、申請書に「3年希望」と書いても、必ずしもその通りにはなりません。
- 安定性（収入・仕事・婚姻）が高い → 長めの年数になりやすい
- 不安要素がある → 1年など短めの年数になる
2. 共通して見られるポイント（全在留資格共通）
どのビザでも、以下が長期許可のポイントになります。
- 収入が安定しているか
- 税金の未納がないか
- 健康保険・年金に加入しているか
- 転職が多すぎないか
- 家族状況が安定しているか
- 在留中に問題（違反・罰金など）がないか
※1年更新が続く場合は、上記のどれかに不安要素があるケースがほとんど。
3. ビザごとの「年数の決まり方」
① 就労ビザ（技人国など）
- 会社の経営状態が安定 → 3年になりやすい
- 転職直後 → 1年になる
- 給与が低すぎる → 1年の可能性が高い
② 日本人配偶者・永住者配偶者ビザ
- 婚姻期間が長く安定している → 3年になりやすい
- 収入が低い → 1年
- 別居歴がある → 1年
- 婚姻の実態が薄い → 1年の傾向
③ 家族滞在ビザ
- 扶養者（家族）の収入が安定 → 3年になりやすい
- 前年度非課税 → 1年の傾向
- 転職が多い → 1年
4. 3年が許可される「よくあるパターン」
- 同じ会社で2～3年以上勤務
- 婚姻歴3年以上で同居が安定
- 転職歴がなく年収が安定している
- 税金・保険が完全に適正
- 前回更新時と比べて状況が改善している
5. 逆に「1年になりやすい」パターン
- 転職直後（特に3か月以内）
- 前年度が非課税
- 入社した会社が小規模で安定性に不安
- 婚姻期間が短い
- 別居期間がある
- 保険料や税金の未納歴がある
6. 年数は「実績の積み重ね」で変わっていく
在留年数は、過去の行動・生活状況の総合評価です。 逆に言えば、1年が続いていても、状況が整えば3年になることは普通にあります。
1年 → 3年に変わる典型例
- 転職後に収入が安定した
- 婚姻生活が3年以上になった
- 税金関連が整った
- 会社が黒字化・安定した
7. まとめ：許可年数は「信用度」で決まる
許可年数は、入管が「この人の在留状況は安定しているか？」と判断して決めています。 そのため、収入・税金・生活実態などが整っているほど長い年数につながります。
Japan grants different visa periods such as 1 year, 3 years, or 5 years. But why do some people always receive “1 year” while others get “3 years”? This article explains how immigration determines the period of stay.
1. Period of Stay Is Determined by Immigration's Internal Guidelines
Even if you request a 3-year visa, the final decision depends on the internal criteria of the Immigration Bureau.
2. Key Factors (Common for All Visa Types)
- Stable income
- No unpaid taxes
- Proper enrollment in insurance and pension
- Not changing jobs too frequently
- Stable family situation
- No immigration violations
3. How Each Visa Category Is Evaluated
Work Visa (Engineer/Specialist in Humanities/International Services)
- Stable company → 3 years is more likely
- Recent job change → usually 1 year
- Low salary → often 1 year
Spouse of Japanese / Spouse of Permanent Resident
- Long and stable marriage → 3 years is common
- Low income → 1 year
- Separate living → 1 year
Dependent Visa
- Sponsor’s income stable → 3 years
- Tax-exempt last year → 1 year
4. When 3 Years Is Likely
- Same employer for 2–3 years
- Marriage over 3 years
- Stable income and tax compliance
5. When 1 Year Is Likely
- Recent job change
- Low income or tax-exempt
- Short marriage
- Unstable work history
6. Period of Stay Changes Based on Track Record
A longer period is granted when you build a stable and trustworthy record over time.
7. Conclusion
The period of stay reflects immigration’s evaluation of stability and reliability. Improving income, tax status, and living conditions increases the chance of a 3-year visa.
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